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経営理念が大事
This is my site Written by iwasaki on 2009/07/14 – 19:37

城山三郎の「官僚達の夏」がテレビドラマ化されましたので、楽しみに観ています。
第1回の舞台は昭和30年代、ようやく戦後復興が進み始めた日本で、将来の産業界の発展を企図した国民車構想(自動車先進国からの輸入に頼らず、広く国民が持てる格安自動車を国産技術で作り上げる)を打ち上げた通産省の若手官僚達の高い志と苦闘の物語です。
それに参画した中小メーカーの社長の活動日記(遺書めいた)には「戦後、日本国民も自分も夢を失っていたが、この自動車づくりに挑戦できて、新しい夢が持てた」と、その構想を描き、身体を張って推進してきた官僚達に感謝の言葉を述べています。
このシーンを見て、ハッと気づいたことがあります。
人生第二部での仕事は、これまで育てていただいた恩返しに、「中小企業の夢実現のお手伝いとしての人づくり支援」と、「ビジネスパーソンの人生の夢実現のための生き方サポート」の二つの活動で、世の中に役立ち続けるとの旗=経営理念を掲げてスタートしました。
しかし、1年余りが経ち、大型研修の終了が近づいてくるにつれて、次の仕事をどうしようかと悩み始め、いつの間にか創業の理念を忘れて、どう儲けようかとのみ考えていたのです。
改めて、経営理念を「夢実現の旗を揚げる」と墨書しましたら、急に元気が戻って来ました。

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