昨日から２泊３日で東京に来ています。ランチ会はコーチングの友人達、午後は江戸東京博物館で「写楽の未発表肉筆画を中心にした浮世絵展」を楽しんでから、大学の同期生達とのクラス会に臨みました。
去年から参加し始めて３回目になり、飲みながら語っていますと、彼らの生き様が見えてきます。
地方出身で土地柄にも大学の環境にも不慣れだった筆者とは違って、関西の有名受験校の出身の彼らは、新入生時代から相当大人に見えました。大学紛争が激しくなってきて全学バリケード封鎖になっても、法律を学び続けて、裁判官になった者、中央官庁の役人になった者、大手銀行や財閥系企業に活躍の場を求めた連中です。
法学部の講義に面白みを感じなかった当時を思い出しながら、高校時代には進路検討＝キャリア選択の意識が全くなかったことに、今頃になって気づきました。
同席している民事裁判官の判決にコメントし、コンプライアンスの実情や自ら就任している監査役制度のあり方を具体的に論じる姿を見ながら、「卒業後も法律を勉強し続けてきたんだなあ」と感心までしています。
しかし、そろそろリタイアし始め、次の活躍の場を描ききれずにいる彼らとは違って、この歳になっても、仕事に活かすべく、新たな知識やスキルを学び続けるおのれの姿に、「永遠のチャレンジャー」の喜びが見えています。