３日間の東京出張から帰ってきて、その間のまとめをしたり次の１週間の準備をしたりして夕方まで１歩も外に出ませんでした。もちろん雨が降りそうで降らない猛烈な蒸し暑さもあったからです。
夕方になって、ウォーキングに出かけることにしましたら、同じような状態だった妻も一緒に行くことになりました。「そろそろ降りだすかな」と思いつつ折りたたみ傘を１本持ちました。
家並みを抜けて、川沿いの道を歩きながら、東京出張での出来事から今週末の帰省のこと、息子たちや親との思い出まで、思いつくままに話がどんどん広がっていきます。
夫婦二人の生活ですからお互いに話はしているつもりですが、日頃は切れ切れの会話ばかりで、意外にまとまった話をしていないことに気づきます。
よく上司部下のコミュニケーションが足りないと言われていますが、忙しい日常の中で必要な会話だけはできていると思っているのは上司だけかもしれませんね。夫婦でもこの程度なんですから。
ぽつぽつ降り出しましたので、団地街を抜けて帰り道を急ぎ始めましたらザアザア降りになりました。短パン・Ｔシャツで雨に濡れてもよい恰好をしていましたので、妻に傘を持たせて、ずぶ濡れにはなりましたが、対話の時間を作ることの大事さを体で知ったひと時でした。