昨日は、アラ還起業宣言した友人と一緒に、４年前に起業して隆々と成長を続けている先輩起業家を訪問してきました。
衛星デジタルラジオシステムのアジア地域総代理店の会社は、今回の世界不況、特に自動車不況で一時的には厳しい事態に追い込まれていましたが、彼の確固とした経営理念と少数精鋭のスタッフの活躍で、徐々に盛り返してきています。
友人を紹介し、横でテストランしている新製品を見せてもらい、お土産として持参した恩師の読書術をお渡ししてから、近くにオープンした新進気鋭のオーナーの居酒屋に案内されました。
今回の政権交代への期待、お互いの会社の状況、会社経営における伴侶の役割の大きさ等など話題はどんどん広がっていきます。先輩起業家は自らの経営理念を「１００年続く会社を目指したい。そのための会社経営の基礎づくり・人材づくりを着実に進めていきたい！」と熱く語ってくれます。
そんな話題ですが、起業宣言したばかりでまだ会社づくりの最中の友人は、すでに宮仕えのマインドを捨て去って、臆することなく、一国一城の主としての思いを滔々（とうとう）と語ります。
「う～ん、今日の場はＭＤ会議だな」、アジアや中近東でＭanaging Ｄirector（社長）会議に一緒に出席していた先輩起業家はすぐに理解です。
今朝メールを開きますと、友人から数歳若い先輩起業家に宛てた「年齢にかかわりなく志の高さこそ学ぶべき相手であり、これからも起業家同士のお付き合いをお願いします」とのお礼状のＣＣが入っていました。