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ライバルを持つ
This is my site Written by iwasaki on 2009/12/13 – 15:24

会社勤めの定年が近づいて、友人達のほとんどが再就職か悠々自適の道を選ぶ中で、起業すると心に決めてからは、彼らとの距離が少しずつ開いて行きました。
人生を徐々にスローダウンさせて、過去を懐かしむ友達付き合いを目指す彼らと、まだまだチャレンジ一杯の夢実現人生を求め、そのために過去だけの付き合いになる会社時代の友人知人を絞り込み、新しい友人を求める生き方とは相容れないのは当然のことですね。
そうなってきますと、大企業時代は社内にライバルを見つけることは容易だったのですが、ひとり行く道には同じ年恰好のライバルはほとんど見当たりません。やむを得ず、助っ人恩師と研修の出来具合を比較したり、挑戦的な若者たちに負けまいと無理に頑張る毎日でしたが、急にライバルが出来ました。
親友が同じ人事コンサル会社を起業したのです。
彼とは同じ会社・同じ寮の2段ベットの上下に住まいしてからの付き合いであり、同じく人事畑を歩いてきて、いつも美人妻を自慢し合う仲ですが、まさかライバル会社になるとは思いも寄りませんでした。
急に起業宣言をしましたので、先ずは立ち上げに全面協力しましたら、あっという間に社長業が身についてきましたので、次はお互いの持ち味を生かしたコラボで、新しい仕事分野の開拓が可能になってきます。
この関係を待っていたかのように、コラボ仕事が2つも舞い込んできて、このまま行けば、共に東京通いを始めることになりそうです。
ライバルを持つことはいいことですね。お互いに切磋琢磨しつつ、その結果をコラボでやりたい仕事に活かして、世の中にお役立てすることができます。
人柄が服を着て歩いているような彼が、「かましと刷り込み」を信条とし「悪女の深情け」こそ人材育成のキーワードだと公言してはばからない筆者とどんなライバル関係になりますやら、楽しみです。

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