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歌手加藤登紀子のほろ酔い人生
This is my site Written by iwasaki on 2009/12/20 – 20:57

昨晩は京都祇園の甲部歌舞練場で加藤登紀子のほろ酔いコンサートを楽しんできました。登山倶楽部の親友たち4人に是非聴きたいと言う妻を加えた6人が舞台すぐ左の桟敷席に陣取ります。
加藤登紀子と言えば、大学紛争時代に「ひとり寝の子守唄」で知り、以降はしんみり生き方を語る歌から「知床旅情」などの日本人の心の歌まで歌う人生派歌手として見てきましたが、間近にその歌と語りを聴いていますと、更にその感を強くしました。
50歳を過ぎてからは「好きな人と好きなことを好きなようにする」と宣言し、そこからの年齢は若返って数えていくそうですから、今では30歳代中頃の青春時代だそうです。併せて、「今は昔、昔は今」と、時の流れの速さと、過去の出来事・活動が今につながっているとしみじみ語っておられました。
終わってから彼女のお兄さん経営のロシア料理屋で遅い夕食を楽しんでいましたら、コンサートを終えて一息つかれた彼女がお店をのぞかれて(期待どおりでしたが)、客の一人ひとりと握手をし、気軽に記念撮影に応じていただきました。
「好きなことを好きなように」と言いながら、兄とお客への気配り、さすがにマチュアで魅力満点のほろ酔い人生を生きる歌手でした。

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