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交際費を考える
This is my site Written by iwasaki on 2010/04/06 – 07:12

高度成長時代の日本は交際費天国と言われ、当時のサラリーマンとしてその恩恵にあずかることもありましたが、その後の不況期の到来とともに、交際費の顔はほとんど見なくなりました。
昨日、決算実務の中で交際費管理台帳が出来上がり、全体を眺めていますと、この1年間、交際費を使いながらお会いした方々のお顔が浮かんできました。仕事をご紹介いただく方々、実際仕事をさせていただく会社や団体の責任者やご担当者の皆さん、新しい教育や人間理解の手法をご提供いただく専門家たち等など、たくさんの方々と食事をしつつ、語り合ってきています。
昼間の応接室や会議室での語らいとは違って、旬の美味を味わいながらアルコールが入ってきますと、お互い着込んでいた羽織袴を少しずつ脱ぎ捨てて、本音の語らいが始まります。
「うちのトップの経営姿勢は内向きで困るんですよね」「大学の教授会ほど保守的でモノが決まらない場はないですよ。イライラのしどうしです」などの愚痴から、「新しい人材教育の場づくりをめざして、是非コラボをやりましょう」「ご経験を是非うちの会社の改革に活かさせてください」などの新たな活動提案まで、仕事のネタがゴロゴロ出てきます。
ひとりビジネスにとって、交際費は、情報収集の場・学びの場・仕事づくりの場を創り出すための促進剤のようですね。これからも交際費をドシドシ有意義に活かして、営業マン役や企画マン役、リサーチマン役を代行してもらいましょう。

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