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助っ人のマインド
This is my site Written by iwasaki on 2009/06/13 – 05:46

大手メーカーの長期マネジメント研修をお引き受けする際に、恩師に助っ人をお願いして、期待に違わぬ内容で進めてきていますが、その恩師が体調を悪くされ、入院手術されることになりましたので、最後の合同勉強会と最終成果報告会だけは単独で行うことにいたしました。
ところが昨日、お電話をいただきました。「合同勉強会が手術予定日より早めの日程で行えるならば、是非その場の冒頭で30分ほど受講生に挨拶したい」と言うものです。もちろん事前に人事事務局にも根回しをされていました。
この助っ人恩師は人事の大先輩にもかかわらず、研修にあたっては「総論部分のみにタッチして、受講生の個人指導は任にあらず」と一線を引かれて後輩を立てていただいておりますが、その講義姿勢は準備から本番まで一点の手抜きもありません。
電話のことを妻に話したら、「それほどに熱心に取り組んでいただいているということね。ありがたいことだわ」と感謝の一言。
助っ人を頼まれた時に、ついつい手助けなのだからとその程度の気持ちで臨みがちですが、恩師からは「助っ人の心構え」をご指導いただいた思いです。
「よろしくお願いします。是非最後に、檄を飛ばして喝も入れてやってください」またまた恩師に甘えてしまいました。

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