バリバリのキャリアウーマンがご主人の異動をどう捉えるか、先日からそんなご相談をいただいて、少しずつアドバイスしてきました。
仕事を辞めてご主人の任地に同行するか、仕事を続けながらお子さん達と留守宅を守るか、なかなか悩ましい問題ですね。以前は、ほとんどのケースが退職して同行されていましたが、最近ではご主人の単身赴任が増えてきています。
今日、その彼女から最後の念押しがありました。「一旦退職し、充電期間を持って独立する転機としたい」というものです。
仕事を辞めるか辞めないかの決断を迫られた時に、それを飛躍への転機と捉えるとは、さすがにキャリアづくりの名人です。
「そうすべきではないですか。前々から、退職して独立の準備をされてはいかがですかと提案していたでしょう」とお話ししましたら、すかさず「その後押しを待っていたのです」と結論を述べられて、爽やかに電話を切られました。