企業の若手人事マンから人事企画の相談を受けていたのですが、生返事していたのを思い出して、今朝早くからそのテーマの考え方とアプローチ方法をまとめました。
まとめ終わって電話をしますと、休日なのにすぐ京橋駅まで出てきてくれます。
ステップを追って説明しますと、大きくうなづきながら真剣に聞いて、質問をしてきます。嬉しくなって、更に今後の進め方のポイントまで付け加えていました
話し合いが一段落すると、最近の体験談を嬉しそうに語ってくれました。それは産業医からの依頼で若手女子社員を面談した時の話です。
「教わったコーチングスキルを意識して、話したいのを我慢して聞き役に徹しました」、最後に、話してくれたポイントをまとめて、それを見せるとその女子社員は「私の職場では話を聞いてくれる人がいないんです。初めて、じっくり話を聞いてもらいました」と涙ながらに感謝の言葉を述べたそうです。
「コーチングを教えてもらったので、こんなにうまくいきました」と語る彼の表情には人事マンとしての誇りと少しの自信がうかがえました。
「自分の経験を若手人事マンに伝え、彼らがどう活かしてくれるかを楽しみにする仕事をしたいんだ」と起業時の旗印を思い出したひと時です。