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ミエを半分捨てる
This is my site Written by iwasaki on 2009/07/23 – 21:12

人生第一部を定年してから、夏場は背広を脱ぎ捨てて、半袖・ネクタイにしましたら、仕事への行き帰りがそれはもう楽になりました。今年からは更に一歩進めて、仕事以外の外出では可能な限り半ズボンで出かけることにしました。
電車の中にも街中にも、背広を着て汗だくだくで頑張っている紳士や背広片手にワイシャツの腕まくりをしているビジネスマンが溢れています。思わず「サラリーマン諸君、ご苦労さん!」と声をかけたくなるような快適さの違いです。
いつもの喫茶店でそんな話をしていましたら、苦労人ママさんが、「田辺聖子さんが、歳を取ってミエを捨てたら生きるのが楽になった、という俳句を詠んでいるんですよ。ミエも程ほどに捨てたらいいのよね」と教えてくれました。
確かにそうですね。100%ミエは捨てられないけど、半分くらい捨てたら楽に生きられます。この暑い盛りに背広を持ち歩くこともなく、大学に学びに行くのに長ズボンの中が汗まみれになることもなくなりました。
半ズボン姿では年相応の扱いを受けられない場合もありますが、背広姿でも恰幅の良さなんかありませんので、そんな扱いでも慣れっこです。
妻が、タンスの中から、街中でも恥ずかしくないカッコいい半ズボンを引っ張り出してくれましたので、これで100人力です。さあ、半袖シャツに半ズボン、タウン用ザックを背負って、暑さなんかに負けずに夏を闊歩しましょうか。

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