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こぼれる笑顔でクレーム対応
This is my site Written by iwasaki on 2009/07/28 – 17:17

半年前に購入したキャリーバッグの留め部分が故障しましたので、大阪市内のお店まで修理に持っていきました。
五十路前後の店員さんに故障の説明をし始めましたら、こぼれる笑顔でさらりと聞いて、すぐに修理の書類書きを始めます。「まだ半年しか経たないのに」と少しばかりのクレームでも言おうかなとも思っていたのですが、余りの柔らかな笑顔の応対に接して、修理依頼票に住所と名前を書いただけで店を出ました。
近くのプロントでコーヒーを飲んでいましたら、妻から電話が入りました。お店から電話でバッグの中に家のキーらしいものが残っていたという連絡です。
「まあまあ最近は物忘れが激しいな」と頭をかきかきお店に戻り、「家の鍵です。助かりました」とお礼を言いましたら、「鍵に気づいてよかったです。ご不自由になるところでしたね」と、またまたこぼれるような笑顔です。
「この人の笑顔は単なる商売用ではなくて、心から出てくるお人柄そのものなんだ」と分かり、改めて、まじまじと見てみると顔中に温かさが溢れていました。
「こんな人には文句なんか言えないな」、修理が出来上がって再度お店をのぞく時の笑顔が楽しみです。

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