親友４人組で久しぶりに一献交わしました。大阪城を見下ろす夜景と和服の仲居さんの笑顔が加わって、アラ還集団らしからぬ華やかさがあります。
それぞれの分野で活躍する一見紳士風のメンバー達ですが、共通の趣味の登山になりますと名うてのエピソードメーカーなのです。
エピソードに一番遠そうな独立独歩マンでも、これから厳しい岩場にかかる前の山小屋で一人悠々とビールを飲む姿を見つけられたり、土砂降りの中でたどり着いた山小屋で素っ裸になって（？）着替えたと筆者にすっぱ抜かれます。
古希マンにいたっては、山小屋で一晩中飲み明かし、まだ雪山の百名山にアルコールプンプンで登って、後を歩くメンバーをその臭気で酔わせ、同行のドクターといつも抜け駆けし、紛失事件を起こしては大騒ぎします。
しかし、何と言ってもダントツメーカーは人柄マンです。
登山靴を忘れて、車に積み込んであったゴルフシューズで百名山を登ることは朝飯前、新品の登山靴で足をマメだらけにして仰向けにひっくり返り、「亀のバンザイ事件」と言われ続け、山小屋の常識を信じて予約なしで宿泊登山に出かけて、メンバー全員を夕食なしの悲哀に直面させる等など、せっせとエピソードづくりに励みます。
エピソードには縁がないと信じていた筆者が、３年で２回骨折し、その１回が自宅の階段を落ちてからは、もう偉そうなことが言えなくなりました。
エピソードメーカー諸氏、これからもブログのネタ提供のため、益々のご活躍を期待しています。