昨日は雨の中、親友達と久しぶりにちょい山（ちょいと山登り）で生駒山に登ってきました。
弁当を心配する妻に「山上でフライパンを使って食事を作り一杯飲む会だから、弁当不要の案内だよ」と言いましたら、「それこそ男の井戸端会議ね」と笑って送り出してくれました。
傘をさしての山道は、気温が低いものの目を開けておれないくらいの汗を流して、６００メートル余りの山上遊園地にたどり着きました。風と雨では遊園地客は皆無に近く、屋根のある吹き抜けの休憩所は貸し切り状態です。
食材とアルコール・かち割り氷、コッヘルとバーナー等をテーブルに広げてみますと、塩コショウなどの調味料を持ってきていないのに気付きました。
近くのレストラン（客はまばら）に醤油を売ってほしいとお願いしましたら、「どうぞどうぞ、持っていってください。お金は要りません」と店長直々に食器に半分ほど入れていただきました。帰り道の売店では、中年のおばちゃんに「塩は売っていませんか」と尋ねましたら、備品倉庫から出してきて、これも無料です。
遊園地スタッフの皆さんのご厚意に甘えて、山上一献会は、飲んで食って、日頃の憂さを出し尽くすほどの盛大な「男の井戸端会議」になりました。
帰り道で一人が足もとが怪しくなり、ケーブルカーを使うハプニングがあったものの、アラ還のおっさん達にも、時々は、井戸端ならぬ山上の会議が必要なようです。