以前に新幹線の中で知り合ってメル友になったデザイナーの卵が、中国山地の町から近況報告に来られましたので、ランチを食べながら生き方相談会を行いました。
先ずは仕事から。会社勤めをしつつ、キャラクターのデザインやゴム印づくりを少しずつ進めてきているのは評価できますが、まだ、プライベート・ブログにイラスト風な絵を載せているだけで、自分のやりたいこと・得意分野を絞り込んだ仕事のＰＲ活動を行ってはいません。
生活も親と同居、それなりの生活費は入れているものの、独立して生きていこうとの気概はまだまだです。結婚問題に至っては何ともあやふやで、思わず「どうしたいの？」と聞いてしまう程です。
さらに突っ込んで聞いていきますと、住みやすい地域環境と「子離れをしない親、親離れをしない子」に甘んじて、目的的に生きていくことの楽しさを知らずじまいのようです。
「今時の若者は・・・・」と言うだけなら簡単ですが、もし、このような若者たちが多数になってきているのであれば、一派ひとからげで説教するよりも、一人ずつとっ捕まえて、目的的に生きることの大切さと楽しさをトコトン叩き込むことが必要かもしれませんね。
成り行きだけで生きていては、価値ある人生をなかなか掴めない世の中になってきていますから。