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受講生を送る
This is my site Written by iwasaki on 2009/08/28 – 06:14

昨日は10カ月行ってきた革新リーダー研修の最終報告会に出席してきました。会場には少々緊張気味の受講生たちと上司全員・人事の方々が勢ぞろいしています。
個々人の活動成果発表は挙手希望順ということですから、スタートから自発性尊重です。「研修の目的→学んだこと・実践したこと→経営成果→自身が変れたこと」を一人ひとり自信いっぱいに発表します。加えて、上司や受講生からの質問にも、ほとんど想定内という顔つきで答えていきます。
質問・評価する側に座っていながら、今回だけは子供を送り出す親のような気持ちでした。変革リーダーの基本枠組みを理解しているだろうか、マネジメントの基本や各種技法を自分なりに整理吸収して実践したことを上手に説明してしてくれるだろうか、プレゼンのポイントを押さえて聞き手にアッピールしてくれるだろうか、正直ハラハラドキドキです。
結果は○です。隣に座った助っ人恩師からの厳しい質問・要望は成長段階の彼らにとっては当然のはなむけです。
夜の打ち上げ会ではホッとした顔の受講生たちとこれまたホッとした顔の上司の方々とこの10ヶ月間の感想を述べ合いました。「10か月前は独りよがりの自分だったことを痛感しています」「部下や同僚たちからの変ったとの反応で、更に頑張ろうと思っています」「読書習慣が身について、今では積読(つんどく)して嫁に叱られています」等など長期研修ならではのうれしい話が満載です。
上司からも「こちらも勉強になりました」、人事の皆さんからは「これは上司の研修会だったとも思っています」
上司にも加わっていただいたスパイラル研修は予想以上に効果的だったと実感しましたので、これからこのお会社、また別の場でも更に進化させた研修を企画実施していこうと決意を新たにして京都駅前から家路につきました。

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