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交代することの必要性
This is my site Written by iwasaki on 2009/08/30 – 15:25

衆議院選挙の投票に行ってきました。マスコミ報道のとおり、いつもより多くの人が投票に来ています。
このブログで政治問題を論じるつもりはありませんが、組織論を学ぶ者として、今回の選挙で政権が交代するということについては、大いに関心を持っています。
現与党が戦後ほとんど政権を握ってきた結果、与党議員が国民より政党を、またそれに追随する官僚も、国民の僕(しもべ)であるにもかかわらず、省庁の権益を最優先にしてきた結果の国政の体たらくは、国民生活を混乱に陥れ、世界の一等国の地位すら譲ろうとしてきています。
古来、「権力は腐敗する」と言われてきています。ここまで上段に振りかぶらなくても、会社勤め時代を思い出すと、現場経験のほとんどない本社の官僚たちが、現場の声を、もちろんお客様の声をも無視して、無知で横暴な行政を進めて企業そのものを窮地に陥れる姿を何度も見てきました。
与党の大敗は間違いなく、現野党第一党が政権を握っての4年間は、マニフェストを実行しつつ新たな国の骨格づくりができるかどうか、新野党はこれほど大敗した原因を総括して、国民目線を理解する足腰を鍛え直すことができるかどうか、これは興味津々です。
「組織は交代しつつ進化する」ことが必要です。こんな目で今晩の開票速報と明日からの新政権の動きを注視していこうではありませんか。

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