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奥さまは魔女part3
This is my site Written by iwasaki on 2009/09/03 – 15:34

先日、お盆休みが終わり、2・3日蒸し暑さが遠のいた日の朝、妻は玄関の棚に飾った夏用の飾り―金魚鉢の中にはビー玉の水、縁には中を覗き込む猫、周囲にはガラスのアヒル達―を一気に片付けて、ステンドグラスの小さなランプと黒部立山のお土産のトロリーバスの模型に早変わりさせました。
今朝、いつもの掃除機掛けを始めようとしましたら、「もうすぐエアコンを使わなくなるので、忘れないうちに外側のサンと中のフィルターを専用ブラシで掃除してくださいね」ときました。
「まだ、暑い日があると思うので、ちょっと早すぎるのでは」と思いつつ、エアコンの蓋を開けてみましたら、フィルターはほこりが一杯です。
「う~ん、魔女族の季節感は、特に家事の世界ではどうも違うようだな」、でも見事に当たっています。永年の家事経験から、一瞬の肌感覚の変化で家事のポイントを洗い出しているようです。
一方、我々ダーリン族は、枕草子の「春はあけぼの、夏は夜、秋は夕暮れ」よろしく、ツクツクボウシや虫の音、朝夕の涼風で、ようやく、もののあわれとともに秋の兆しを感じていますので、スピード感では大きく後れを取ってもしかたありませんね。
そんな魔女達ですから、夕餉の食卓に旬の美味を並べてくれて、舌鼓を打てるのでしょう。またまた脱帽です。

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