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恩師のお墓を訪ねる
This is my site Written by iwasaki on 2009/09/10 – 05:01

京都に仕事で出張するついでに、恩師のお墓を訪ねてきました。恩師の三周忌の前に、ゼミOB会の追悼総会を開催する計画を進めてきていますので、当日墓参りを希望される参加者にお配りするお墓の地図を作るためです。
昨日までの残暑から一転して涼風の吹く京都の街中を、市バスで岡崎天王町近くの金戒(こんかい)光明寺に向かいました。
岡崎道のバス停を降りて、家並みの間を抜けると壮大な山門があり、その門をくぐると正面に御影堂、右側の小さな橋を渡ってすぐ左上とお聞きしていましたので、石段を上がっていきますと、正面に徳川二代将軍秀忠公の妻(淀君の妹)の大きな墓標があり、左側に小さく春日局(かすがのつぼね=徳川三代将軍家光の乳母)のお墓がありました。そしてその右隣が目的の恩師のお墓でした。
さすがに歴史の町、京都ですね。恩師の墓参りが江戸初期の歴史を訪ねる旅に早変わりです。
ここ黒谷は紅葉がすばらしく、また幕末の戦乱で亡くなった会津藩士達のお墓もあるなど静かな丘になっていますので、学生時代にはよく歩いたものですが、徳川家ゆかりのお墓には気づきませんでした。
手を合わせながら、商法学者の先生と問答です。「君は学生時代には法律を扱う商法はほとんど勉強していなかったけど、人を扱う商売には向いているぞ」、そんな声が聞こえてきます。
すっかり心を洗いなおして、目的の企業に向かいました。

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