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教育評価をレクチャーする
This is my site Written by iwasaki on 2009/09/14 – 16:54

人材教育会社の研修開発責任者に「教育評価」のレクチャーをしてきました。
「教育評価」とは1)研修内容・講師・教材など研修コースを見直し・改善するための客観的な判断基準を提供する、2)受講生やその上司が受講のねらいどおりの成果があったかどうかを確認できる、3)経営者にとって求める人材が計画どおり育っているかを確認できる、ことをねらいとしています。
具体的には、受講者の満足度・理解度・行動変容・業績向上の4つのレベルで評価を行いますので、行動変容のアセスメントツール開発が必要になります。
10年以上前から欧米、特にアメリカで教育の投資対効果を測る必要性が叫ばれ、教育団体がその測定方法を模索していました。当時、人生第一部の会社で全社の教育企画の責任者として研修部門の改革を進めており、その有効な手法の一つとして、10社余りの会社と共同研究した成果を大切にしてきました。
「コスト競争が厳しく、販売は漸減です」との冒頭の説明を受けて、「教育評価をベースにして、すべての研修コースを改訂し、営業マンもそれを売りにしていけば、価格競争に巻き込まれることなく、必ず販売増になりますよ」と自信を持って断言しました。
すべてを納得されて「やっぱりこれが大事ですよね。早速、検討します」との言葉を聞いて別れましたが、果たして、意外に高い導入ハードルを越えられますでしょうか。
今日のレクチャーで、また新しいビジネスのネタを見つけました。

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