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松下幸之助氏とコーチング
This is my site Written by iwasaki on 2009/09/17 – 18:37

恩師からいただいた元PHP研究所専務の岩井虔氏の著書「そう考えると楽ですね~松下幸之助との日々~」を3度4度と繰り返し読み込んでいます。今まで幸之助氏について書かれた本を何冊も読んできましたが、この本が出色の出来だからです。
著者の岩井氏は昭和33年に松下電器に入社、3年後からPHP研究所に出向して以来、所長であった幸之助氏から28年間、直接薫陶を受けられ、その間、PHPの研究から編集・研修部門の責任者を歴任されています。
本の冒頭での「松下幸之助の人間観とその実践は、コーチングの基本の考え方に徹したものであった」というくだりは、創業者としてトップにいただく会社に永年勤務し、また、コーチングを学んできた者として、その結び付けを考えたことは一度もありませんでした。
しかし、改めてこの本を読み進んでみますと、常に相手に対して「君はどない思う?」と聞いて、そこから「岩井流のコーチングについての説明=人それぞれに与えられている無限の可能性を信じ、これをうまく引き出して育てていくことの大切さ」を説くコーチングそのものの行動を取り続けています。
「そうか、一度コーチングの視点から松下幸之助氏を研究してみようかな」、こんなテーマがだんだん大きくなってきています。

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