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平成維新その2
This is my site Written by iwasaki on 2009/09/19 – 20:44

先日の御嶽山登山に行けなかった友人を誘って、3人でちょい山に行ってきました。近郊の300M前後の山は、まだツクツクやミンミンが鳴き、涼風も吹くという、晩夏と初秋の混ざり合った好天です。
彼岸花の咲く道端を足取りも軽く歩きながら、よもやま話が弾みます。やはり話題の中心は、今回の政権交代で始まった新政権による既得権と無駄の排除の動きで、先ずはエールばかりです。
「役人が天下りして、仕事もしないのに多額の退職金をもらっていたのは許せんよなあ」「○○次官が新大臣にペコペコしている姿はなんだ。これまでしてきた仕事に対する誇りもないのか」と、官僚に対しては特に厳しい言葉が飛び交います。
しかし、東京や関西の経済団体の長や鉄鋼メーカーの社長達が、既得権に守られてこれまでの旧政権を支えてきたにもかかわらず、のうのうと新政権に要望を出す姿も見苦しさそのものですね。
今回の選挙で国民が求めたものは、ただ単なる政治の変革だけでなく、戦後の日本を支えてきた仕組みそのものの制度疲労にメスを入れて、21世紀に相応しい新たな仕組み作りではないでしょうか。
マスコミの取材で、偉そうにCO2削減目標を厳し過ぎると反論する彼らは、もう日本をリードする資格すらないことを自覚すべきです。
「政権が交代したのだから、あなた達も潔く交代すべきではないですか」、山歩きのアラ還おっさん達がこんな偉そうなことを口走っていました。

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