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全力で叱る
This is my site Written by iwasaki on 2009/09/20 – 20:37

転職後、半年が経ったクライエントが、上司面談で「期待どおりではなかった」と言われ、5つの課題を提示されたと聞きましたので、正社員登用の危機と感じて、至急面談を行いました。
課題の対策をプランするように指示しておきましたので、手ぶらで行ってもいいのですが、そこは性分柄、対策案をA41枚にまとめて気合いを入れての面談です。
ところが、持ってきたのが上司面談結果を連絡してきたメールの写しだけでしたので、声を荒立てて叱りました。「あなたの仕事のしかたはこのように自分発で相手の立場からの気遣いがない」「毎週パソコンを習っているが、この時期にはツールを学ぶより、それをどう使いこなすかだ。止めたらどうだ!」
仕事は彼なりに一生懸命取り組んでおり、休日はパソコン教室通いですから、その努力は買えるのですが、折角ものにした希望の仕事で、かつ正社員への道まで提示されていながら、みすみす棒に振らせる訳にはいきません。
全力で何度も何度も叱りまくる姿は、現役時代、人事部長として部下や職場の部課長、時にはトップまで怒鳴りつける「鬼の岩崎」の復活でした。
驚いてメモを取ることさえできなくなっていましたので、最後に、これからの進め方を具体的に説明して、「家族の生活を守るためにも頑張れ」と励まして別れました。
彼なら必ず乗り越えてくれると信じています。

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