昨晩は高校時代の友人と一献傾けようと早めに街中に向かいました。
バスに乗ると客は筆者一人、運転手が付けたマイクで話しかけてきます。「どちらまで行かれますか？」「橘通り2丁目か3丁目です」「これから飲み会ですか？」、バス中に運転手の大声が響く会話は初体験ですが、これが宮崎人です。
イーモバイルが故障でしたので、ネットカフェでパソコンをセッティングしようとしましたが、なかなかうまくいきません。店の若い兄ちゃんがテキパキとセットしてくれました。「兄ちゃん凄いね！ありがとう」「お客さん、アドレスを記憶させておきますから、いつ来てもらってもすぐに繋がります」、茶髪の兄ちゃんは人懐っこい笑顔でした。
友人と入った彼のなじみの宮崎料理屋は、大将とひまわりのような太陽さん・顔立ちのはっきりした中働きの美女の３人で、店一杯の客を切り盛りしています。「奥に１時間で食事を終わりたい１０名の団体が入っていますので、バタバタしてして料理が少し遅れます。ゆっくりしていってくださいね」
宮崎名物の美味しい焼酎を順に飲みながら、先日の衆議院選挙時にみそをつけて不人気になった知事や４期目になってすっかり民意から外れた友人の宮崎市長の処し方、親の介護にＵターンした友人の生き方まで、日頃は無口な地滑り測量士が熱っぽく語ってくれました。
帰る段になったら外は思わぬザアザア降りです。「社長さん、また来てくださいね」、割り勘を少しだけ傾斜した理由を盗み聞きしたひまわりさんがこぼれる笑顔で送り出してくれました。
宮崎人は人懐っこい！