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官・民OBのディスカッション
This is my site Written by iwasaki on 2009/09/28 – 05:38

親の介護のためにUターンした友人と地方公務員OBの3人の同期生が、宮崎の焼酎と料理を味わいながら熱いディスカッションを展開しました。
口火は公務員OBの、政権交代後の道路行政に対する批判です。「現在でも道路財源は余っており、日本の道路はまだまだ整備途上なので作り続けなければならない」、大学の技術系を卒業後、県の土木行政を背負ってきたというと実績と自負心が、具体例を挙げながら断言します。
しかし民間OBの二人は厳しい反撃です。「国道と平行して、高速道路や農免道路が走っているが、投資した分の効果なんてないじゃないか」「道路は安く作れて、道があってこそ住民は生活できる」、公務員らしい発言が続きます。
「その金は宮崎人が稼いでいるのではなくて、大企業やそこに働く従業員の税金でまかなってきているんだぞ」、ついには輸出のあり方から消費税論議、プラズマと液晶のテレビやブルーレイディスクの将来にまで発展しました。
一滴も酒の飲めない公務員OBが酔っ払ってきた民間OBの声の大きさに押された感はありましたが、「違う分野の経験者と語り合うことは価値あるよね」、そろそろ手打ちです。
「活躍の場が地方の公務員と、大企業でグローバル活動までしてきた都会の民間経験者とはこんなに意識やものの見方が違うものか」、半ばあきれつつ、その難しさを実感した一夜でした。
官民、都会と地方の溝は深い!

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