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ASTD2009に触発されました
This is my site Written by iwasaki on 2009/10/03 – 18:32

今朝は格安ホテルの地下大浴場で、手足を伸ばしながら昨日の満足の一日を振り返っていました。
前回7月に上京した時はプライベートな悩みの解決に苦慮していた時期でしたので、参加した研究会や大学の同期会では満足できる成果を持ち帰ることができなかったのですが、昨日は違います。
大阪からの二人と訪問したEQ専門のお会社では「下駄履きのEQ」と命名している会長とベテラン理論家に温かく迎えられ、EQプロファイリングについて短時間にブリーフィングいただき、EQのポイントが分かったという気持ちになりました。
引き続き開催した東京HRD研究会No3は二人のプレゼンターから最新の人材開発事情と人間理解手法のご紹介です。
ASTDをご存じですか。「American Society for Training & Development」=アメリカ人材開発機構の略称で1944年に設立され、毎年国際会議を開催してきています。メンバーの一人がASTD2009の参加結果を報告してくれたのですが、その内容に驚かされました。
今年のテーマが「Learning Engagement」=多くの者が出合って関係性を深める=「学習の靭帯」とか「学習を結び付ける」であり、メインメッセージが「お互いに助け合おう」というものなのです。「他の人をヘルプしよう」「背中から支えてくれる人を持つことが大切で、お互いに後ろから支えあう助け合うライフライングループを作ろう」と呼びかけています。
「競争社会こそ国の発展の原動力だ」と標榜してきたアメリカの教育界が、リーマンショックからの立ち上がりにもがきながら「助け合い」を提唱するとは思いもよりませんでした。
今日午前中を使って、レポートをじっくり読みなおして、そのサマリーを作り、これからの研究課題を整理しましたので、その進捗状況をおいおい報告させていただきます。
「仕事順調!家庭円満!友人イキイキ!ふところ豊か(?)」で動けば、成果が違いますね。大満足の2日間でした。

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