昨日は古都の工業会にご依頼いただいた研修の打ち合わせにお伺いしてきました。その中の人事責任者の研修会の第１回の招聘講師に新人社長をお願いしていますので、ご紹介方々講演内容の事前打ち合わせに同行しました。
古都の景観とその保存といういかにもこの地らしい雑談を終えたら、早速、彼のプレゼンテーションです。百戦錬磨の人事のプロですが、自社のプレゼンテーションの経験は少ないので、別の場の資料を出して話し始めるというハプニングまで飛び出します。
しかし、「大企業と中小企業での人事責任者経験の活用と応用ができます」、「モラールサーベイ等のアセスメントを使った組織診断が得意です」と、事業コンセプトを説明し始めると、顔が輝きだして声も徐々に大きくなってきました。
一生懸命なプレゼンテーションに彼の誠実な人柄が浮き彫りになってきて、先方の専務理事も事務局長も大満足の顔になりました。
帰り道は親友４人での新規開業お祝い会です。生ビールで乾杯し古希マンの祝辞、「百年の孤独」の贈呈と進み、新社長の挨拶・事業紹介となると、昼間の工業会でのプレゼンテーションとは打って変わって、彼本来の「歩く人柄マン」が一気に全開です。
「今日、家の表札の上に会社の看板を出しました」、奥さまから提案のあった看板の写真を携帯で披露する顔は喜びが満ち溢れています。
お祝いの場にほろ酔いになって帰宅しましたら、事務局長から「誠実なプレゼンテーションをいただきありがとうございました」とのお礼メールが届いていました。
新規開業会社の順風満帆の船出を実感した一日でした。