２泊３日の八ヶ岳登山から昨晩帰ってきました。
長男次男に新しい息子（次男の嫁の弟）の３人の息子たちとの３日間は「やっぱり親父は晴れ男だよね。３回ともほとんど晴れてるよ」との息子たちの信頼を裏切らない好天で、雲ひとつない空に、槍～大キレット～穂高から笠ガ岳、御嶽山、木曽駒が岳、南アルプス、富士山の３６０度のパノラマがお昼過ぎても見渡せました。
アルプス３回目の二人に最近登山に目覚めて２０００メートル級を歩きまわっている新息子にはアルプスの歩き方の初歩からの指導です。
隊列の組み方と順番それぞれの役割から始まって、足元注意・頭上注意の声の出し方・岩場での３点確保のやり方まで、一つひとつ教えながら、赤岳鉱泉～硫黄岳～横岳と縦走してきて、２日目の昼過ぎには赤岳頂上小屋（２８９９Ｍ）に到着です。
今回はどの山小屋も個室を奮発していますので、ごった返する大部屋と違ってゆったりの個室に荷物を置いて、早速、食堂で山上一献会です。横岳の難路と赤岳の登りを無事終えましたので、ホッと一息で、「ここまでの無事登山を祝って乾杯！」と、ビールと「百年の孤独」をグイグイやりました。
最終日の赤岳からの下りの難関を終えましたら、トップを次男（アメフトをやり、体力・チームワークにも長けています）に譲り、ラストに回りました。「若さにものを言わしてドンドン歩いていくのでは」と心配したのですが、少し歩いては後を気遣い、難所を過ぎたら必ず立ち止まり、足元注意・頭上注意と声かけるなど、親父がやっていたそのままを確実にこなしていきます。
「う～ん、息子たちの成長はすごいな。すぐに親父の足元を気遣い、荷物まで持ってくれることになりそうだな」と、またまた世代交代を感じつつ、楽しい楽しい親子登山でした。