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ウイルスに侵される
This is my site Written by iwasaki on 2009/10/15 – 17:17

携帯用のパソコンを充電しようと昨晩から接続したままにしておきましたら、今朝、「トロイの木馬」のウイルスに侵されているとの警告表示が出ていました。「う~ん、どこで侵されたのかなあ?」
このパソコンは帰省や出張時しか使いませんので、どこでウイルスが入ってきたのか全く思い当たりませんが、何度電源を入れても英文の警告表示が出てきて、うまく立ち上がりません。
長くパソコンを使ってきて、それなりの対策をしてきたつもりですが、どこかに隙(すき)があったのでしょうね。またまた反省しました。
話は違いますが、長期研修に使おうと、山下俊彦氏(元松下電器の社長で、25段跳びで社長に就任したとマスコミから騒がれた松下中興の人)が書かれた「ぼくでも社長が務まった」という本を読み進んでいます。
先日、次回研修の打ち合わせに恩師宅を訪問した際に、「中村改革は破壊としては評価できるが、実質的な創造にまで及んだ山下改革こそ学ぶことが多い」との恩師コメントで本棚から引っ張り出してきたものです。
山下氏が社長就任後、全社の状況をつぶさに観察してみると、好調な経営と言われた裏に、組織が官僚化し、トップ以下危機感が希薄になっている、いわゆる「大企業病」の症状が進行していることに気づかれたそうです。
我が家の携帯用のパソコン一つを取っても、ウイルス侵入の危機感がほとんどなかったのですから、大組織が官僚化して危機感が薄れていく危険は容易に想像できます。
「官僚化と危機感の喪失」、「組織と人の活性化」を仕事とする者にとって、大きな解決ターゲットです。

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