図書館勤務の日は、妻が作ってくれる弁当を食べてから、腹ごなしに近所を歩き回ります。区画整理のされていない家並みの道は迷路のように入り組んでいて、なかなか出て来れないのが難点ですが、その分、小さな探検行に似た楽しみがあります。
今日は少し遠くまで歩きましたら、店先に花や野菜の苗を広げた雰囲気の良い園芸店に出会いました。中に入ってみますと、丸々と太ったチューリップの球根が格安で売っています。赤・ピンク・黄色の三色を買って、「この店の球根は丸々としていて寝屋川で一番のお店ですね」と店員に言いましたら、深々とお辞儀をされました。
その丁寧さが嬉しくて、クロッカスやサフラン等の春咲きの球根をたくさん買い込みましたら、今度は植え方から手入れのしかたまで、詳しく説明してくれました。
家に帰って早速植えつけです。咲き終わったききょうやりんどうを隅に植え直して、チューリップのプランターと鉢植えがふた鉢、クロッカスを大きな平鉢にびっしり、サフランは土なしが一鉢（土の上に乗せておくだけでも咲くそうです）、普通植えが一鉢、等など、春の花の準備が全て完了です。
例年、春になって咲いてくる花が少ない時には「去年の後半が忙し過ぎたのだなあ」と反省しますが、来年の春は大丈夫です。
これで心置きなく仕事仕事の年末が迎えられそうです。