昨日、ハローワークの第一線に立つ職業指導官の友人から悩みの相談のメールが来ました。求職者、特に中高年の相談者からの「助けてくれ！」「このままだったら一緒に死んでくれ！」との絞り出すような求職希望の訴えに対して、どう応えていったらよいのかと言うものです。
特に昨年後半からの不況の中で、求人案件が激減して、「ほとんど応えられないままに一日平均２０人に応対する」という身近な現実を知りました。
「どうすれば働く我々が強くなれるのか」「突然襲ってくる人生のリスクをどうすれば乗り越えられるのか」、「キャリアカウンセリングとは何なのか」との個人支援の限界まで追い込まれています。
そんな悩みに対して、新人社長が見事に答えています。
１）カウンセリングから踏み出して、求人づくりのために、企業側への能動的なアプローチを進めたらどうか。２）Pull型の求人情報からPush型の求職情報に切り替えてはどうか。３）メルマガのような毎日メールでのPush情報もある。
さすがに百戦錬磨の企業人事マン出身です。ついには、「ＮＰＯを作って企業とハローワークをつなぐ役割を果たしては」と一気に飛躍しました。
お互いに立つ位置が違って悩みもマチマチですが、それに真剣に答えてくれる友人を持つこと、人生の幸せの最大財産の一つです。