新人社長の研修企画にお節介にも口を出してしまいまして、今日、京橋で打ち合わせ会を持ちました。ビジネス街の喫茶店は午前中は閑散としていますので、ゆっくり意見交換するには持って来いの場所です。
先ずは彼の案を説明してもらいました。さすがに、依頼会社の幹部から聞き取った社内の実情と研修ニーズを丁寧に検討して、大きな視点からのたたき案が出来上がっています。
このままでも十分な出来ですが、そこは少しだけ先輩社長の意地を見せたいと、昨日、事情をほとんど理解しないままに図書館勤務でまとめた岡目八目のアイデアメモを披露しました。
１）個人と組織の同時向上をめざして、個人診断だけでなく組織診断も行ってはどうか、２）専門職が対象なので、スキルスタンダードをまとめてみてはどうか、３）自社らしい特長づくりをどう示すのか、の３点が提案のポイントです。
「さすがに先輩社長ですな。何となく引っかかっていたことがこれで解決できそうです」と、いたく納得です。
「まあ少しだけ先輩ですからね」と胸を張りながら、「わが社も１年半かかってコンサルティング・ツールを少しずつ蓄積してきたお陰で、経営も見通しが付いてきました。同じコンサル会社なので、３年で軌道に乗りますよ」と、またまた偉そうなことを断言してしまいました。
彼と別れて、次の用事を済ませた後に、前々から考えていた「３年日記」を思い切って買い込みました。３年タームで仕事も夢実現もプランして、それを日記に書きながら前年・前々年との進捗比較をしていく。
還暦２年目で日々の生活パターンがまた一段進化しそうです。