「卯の花の咲くとは無しにある人に戀ひや渡らむ片思（かたもひ）にして」
昨日は午後に京都で仕事がありましたので、少し早めに出かけて、東山七条の坂を上っていましたら、女子大のすぐそばで由緒ありそうな神社を見つけました。
この和歌はそこで引いたおみくじの冒頭です。意味の説明の後に、「何事によらず、ひたむきに愛し、誠意を尽くし、精進を続けていたなら望みは叶います。諦めてはいけません」と書かれていて、我が意を得た思いです。
何だか嬉しくなってきて、ＪＲ京都駅ビル内のいつものカフェで仕事のプランを２つも３つもまとめ、ビル地下の本屋さんでは「官僚たちの夏」の主人公のモデルが「この人の方が自分のことをよく知っている」と言う、佐高信氏の書かれた「官僚たちの夏の佐橋滋」を買いました。
久しぶりにワクワクする本を見つけましたので、仕事を終えて、大阪に移動する電車の中で読みふけりましたが、期待に違わぬ内容です。
夜はＨＲＤ研究会の世話人会、黒門市場の近くのいつもの割烹で、ウェルカムドリンクしつつメンバーを待ちながら、女将さんと世間話です。会話の弾みで「嫁さんが美人でしてね」と言ってしまいましたら、「奥さんを褒める人は少ないので、是非ご一緒してください」と突っ込まれました。
「その時は半額ですよ」とお返しをして、「もちろんです」の言質（げんち）を取りましたので、早めに連れていこうと思っています。
歩きまわった一日、たくさんの出会いが見つかりました。