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登山の後は利き酒会
This is my site Written by iwasaki on 2009/11/08 – 06:02

昨日の名山会11月例会は高野山から更にバスで1時間余りの護摩壇山でした。貸し切り状態の高速バス(高野龍神スカイラインを走る)の運転手さんはいかにも田舎の好人物です。
「今が紅葉の盛りですか?」と尋ねると、「お客さん、もうすっかり散ってしまいましたよ」との返事。でも通り抜ける高野山のお寺の庭先やスカイラインの両側には、少し色あせて散り急いではいますが、晩秋の彩(いろどり)は残っていました。
1372M、和歌山県第2の山は駐車場からすぐに登れますが、そこからのハイキングロードは予想以上に歩き甲斐があり、谷を何度も横切る後半では全員が息を切らしたほどでした。
帰りの電車で缶ビールを引っ掛けてひと眠りして、反省会を兼ねた利き酒会に繰り込みました。メンバーの一人が帰り、新人社長が仕事先から馳せ参じてきましたので、員数は4名、すでに会場では10数名の利き酒客が日本酒の香りをさせています。
新潟県の「八海山」の蔵元から駆けつけてきた日本酒ソムリエのできる営業マンが、自慢の自社製品に加えて、お勧めの秘酒を次から次へとグラスに注いでくれます。
顔を朱色に染めた三味線弾きのアラファー女性二人組、人柄の良さそうな営業マン、大企業の現役・OB達は、お互いは初めて会ったばかりなのに、銘酒が繋いで、永年の知己のように語り合いました。
別れ際に、くだんの営業マンが、「楽しそうな方ですから、これからもこのお店でお付き合いをお願いします」と名刺を出してきました。「こちらこそよろしく!」と定期入れから少ししわの入った名刺を引っ張り出して別れを告げて、相当酩酊した登山姿の親友たちとともに、千鳥足で、妻の待つ家に帰りました。

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