Banner
内製化対策
This is my site Written by iwasaki on 2009/12/03 – 15:56

人材教育会社を訪問し営業責任者の皆さんと懇談した際に、研修会社の悩みが話題になり、その一つが、実施した研修の内製化の動きだそうです。
大企業は2回目には必ず上司から「内製化できないか」との指示が下りてくるそうですが、人事体制の弱い中小企業では、1回きりの研修になるか、または丸投げで2回目以降も発注してくるそうです。
大企業から内製化の要請があれば、パテント料(ノウハウ使用料)だけ支払ってもらって、やむを得ず、内製化のお手伝いもされるそうです。
しかしながら、「経験豊富な講師が作りだした研修コースは、なかなかまねなぞできません。ましてや、そんな講師が社内にそう簡単に見つかりませんからね」と前置きされて、「結局は内製化の動きは1~2年で頓挫して、再度の依頼になります」と、胸を張られました。
「弊社が行っている研修はどうだろうか?」
長い人事経験の中から学んで実践してきたやり方・スキル・ノウハウを、人間理解のツールや最新の研修技法を組み込んで1から10まで手づくりしていますので、そう簡単にまねできそうにもありません。
加えて、単なる講義形式のものはほとんどなくて、演習やロープレに、きめ細かな個人カウンセリングまで行っていますので、「内製化はできないだろうな」と安心しました。
しかし、この話題で、起業した目的と企業としての存在価値を再認識するよい機会になりましたので、これからも「他社がまねのできない、価値のある人事コンサルや研修を行っていこう」と、褌を締め直した一日でした。

Posted in  

Leave a Reply