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民営化の目的
This is my site Written by iwasaki on 2009/12/04 – 15:52

パスポートの更新に必要な戸籍謄本の送付依頼のために、田舎の市役所に定額小為替を送る必要がありますので、近くの郵便局に買いに行きました。
以前は手数料は安価だったと思うのですが、今回は1枚に100円だそうです。単位金額が決まっているために、2700円の小為替を買うためには、1000円が2枚、500円が1枚、200円が1枚必要になり、手数料だけで400円かかります。
「前はもっと安かったはずだけど?」と聞いてみますと、「民営化で高くなりました」とのうのうと答えます。「ええ~っ、民営化で高くなった!」と、思わず声を荒げてしまいましたが、窓口の中年女性を怒ってみてもしかたありませんので、そのまま購入しました。
でも何とも収まりません。民営化の目的は、運営を効率化しながら顧客サービスを向上させることにあるのではないのか。小泉改革で単に4つの会社に分割民営化しただけで、人と運営の効率化が進まないのであれば、それは大問題です。
併せて、値上がりの理由を「民営化ですから」と答える職員達では、顧客サービスの向上も期待できそうにもありませんね。
そう言えば、市役所が戸籍謄本発行代金の支払いを定額小為替のみとしていることもまた、住民サービスには程遠いものです。
官営の民営化、目的に沿って、もっともっと進めるべきだと痛感します。

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