大学ゼミの恩師が亡くなって２年が経ち、今日、その追悼総会を京都駅ビルのホテルで開催してきました。奥様が女性一人の出席者になりますので、幹事の奥さんと我が妻にも助っ人を頼んでのお世話役です。
大先輩と現役教授が追悼の辞を述べ、後は指名でたくさんの方々が先生の思い出を語られます。著名な商法学者でありながらその人柄を慕われる、数々の教え子たちの思い出話に、奥様からは、「自分の知らない夫の一面をお聞きして、懐かしさがこみ上げてきます」との感想が話されました。
総会の締めくくりに、拡大幹事会の合意に沿って、「今回の総会を持って、この会の活動を終了したい」との提案をご説明しましたら、「何とか継続できないか」との反対意見が出ました。
ここでひるんでは終わりません。
「このまま継続のご意見も多くありますが、その場合の問題点が一つあります。ここにおります３人の幹事は今日をもって退任いたしますので、幹事長役をお願いします」と「かまし」ましたら、どなたからも現在の組織のままでの幹事長希望者は出てこず、一気に終了の運びとなりました。
「常連の皆さんとの顔合わせの場づくりだけは考えましょう」とのお約束だけはしました。長らく活動してきた組織を廃止するのはなかなか難しいものですね。
終了後、多くの方々から「幹事さん、ご苦労様でした。これからも声をかけてください」と、お礼とお願いが相次ぎました。ゼミ会は終了するものの、年に１・２回飲み会の企画をせざるを得ないようです。