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ダイレクト・コミュニケーション
This is my site Written by iwasaki on 2009/12/07 – 07:18

昨日は登山倶楽部の12月例会と忘年会で京都に出かけてきました。頻繁に会うメンバーも久しぶりのメンバーもいますが、顔を合わせて「やあやあ」と挨拶し、京都女子大奥の恐怖の衣笠階段(衣笠選手が平安高校野球部時代にこの階段を上り下りして身体を鍛えたという)を息を切らせて登りきる頃には、もう毎日会っているほどの雰囲気が出来上がってきます。
そこから、東山三十六峰の上り下りを繰り返し、将軍塚の広場で弁当を広げましたら、担当リーダーの医師が「玉乃光の大吟醸」を1本、ザックから取り出してきたから、たまりません。各人持参の缶ビールと豪華日本酒・新人社長がセットした焼酎のお湯割りが加わって、いつもの山上一献会が始まってしまいました。
もうこうなると、アラ還登山家達は「口は軽く、足は重く」なって、医師の叱咤激励に引っ張られながら、清水山~日向大神宮~大文字山をブウブウ言いながら歩き終え、ほうほうの態で、忘年会会場のロシヤ料理屋にたどり着きました。
語って飲んだ一日を終えて、共に汗を流し顔を見て語り合うダイレクト・コミュニケーションの満足感を感じつつ、帰りの電車でウトウトしていましたら、ふと、もう一方のコミュニケーション、メル友達のことを考え始めました。
時折、ふるさと情報を流してくれて、そこから近況交換や頼みごとをする友、たまに「どや?」と言ってきて、ひとりビジネスの寂しさを気遣ってくれる友、都会の喧騒の中から繊細な想いを季節季節の情景を加えて書き綴ってくれる友、こんなメル友達は、顔を合わせたり共に汗を流すことはできませんので、ダイレクトのない分、慎重な気配りが求められます。
メールの文章とその行間、また、そのタイミングを思いながら、心を込めてメール交換する必要性を感じつつ、車中熟睡に入りました。

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