お正月は田舎の母親を大阪に連れてきて一緒に過ごすことにしていますので、先日、その準備をしていた妻が、急に、「トイレにも手すりを付けておいた方がいいよね」と言いだしました。
師走も半ばが過ぎ、業者も超多忙ではないかと危惧したのですが、妻はすぐにリニューアル以来お世話になっている住宅業者の営業担当者に電話をします。「職人は何とか手配しますが、果たして、ご要望の部品が間に合いますかどうか」と言い淀む相手に対して、「母親の到着日、足腰の状態、何とかしてやりたいとの気持ち」を切々と訴えています。
そして、日帰りで連れてくる前日の今日午後に、間に合って取り付けることになりました。
今朝、「車の１２カ月点検もすぐに予約しておかなければ年末の旅行に間に合いませんよ」と一言言って、仕事に出かけていきました。妻の上手な仕事の押し込みに負けないようにと自動車販売会社に電話をしましたら、「今日は営業日最後の休日ですので、夕方になっても点検は無理です」と想定内の返事です。
「そうですか、何とかなりませんか。明日から田舎に帰るので今日中に点検を終えたいのですが」「岩崎さん、今日は予約が溢れていて何ともなりません」、押しても引いてもだめならば最後の一言です。
「お宅を止めて別のメーカーにしようかな！」、「困ります。何とかします。でも他の車の修理点検の間にしますので、お預かりして３時間ください」
やっぱり得意のかましで希望どおりとなりましたが、やり方の違いはあれ、夫婦ともに仕事を押し込む力を持ち合わせているようです。