Banner
君と歩いた人生
This is my site Written by iwasaki on 2009/12/25 – 06:47

目が覚めると、飛行機が徐々に高度を下げて、ふわふわと広がった雲に入ろうとしていました。そしてその雲の下にはまた雲の層があり、その間を飛行すると言う初めての体験をしました。
昨日は宮崎の母親を大阪に連れてこようと、朝一番の飛行機に乗りましたが、連日の疲れから乗り込むと同時に熟睡し、ようやく目が覚めたら雲のすぐ上だったのです。黒潮の流れる日向灘が見えてきて、着陸態勢に入ります。左手に青島を遠望しながら、突然、30数年前のことを思い出しました。
結婚を誓い合った女性を両親に引き合わせるために、冬の宮崎に向かい、同じく着陸態勢に入ると「コンドルは飛んでいく」が流れてきます。ふと隣の彼女の顔を見ると、幾分青ざめていて緊張しているのが一目で分かりました。
どうにか両親・ファミリーの了解を得て(九州のしがない本家の長男坊ですので)、北海道・大阪・宮崎で3回の結婚式や披露パーティを行って新生活をスタートさせました。
以来、夫婦で手を取り合い、たくさんの山谷を越えて、現在に至ったのですが、今では我が家のみならず、北海道の実家、宮崎の両親・親類縁者までも妻を信頼し妻と連絡しあう、正しく岩崎家の大黒柱になっています。
そんな年月を懐かしく思い出しているうちに、見慣れた宮崎空港に着陸しました。
さあ、これから2週間、大阪の我が家で、またお正月を過ごす金毘羅さんや鷲羽山のホテルで親子三代の出会い会が始まります。

Posted in  

Leave a Reply