我々世代の一般的なサラリーマン家庭と同じように、子育ての全てを妻に委ねてきましたので、二人の息子達との関係は小中学校時代のキャッチボール相手くらいで、後はほとんどない程のお恥ずかしいものです。
しかし、大学を卒業して就職を決める段には若干の相談がありましたので、そこからが少しずつの親父復権です。
それでも、日常の全ての相談は妻が相手であり、その結果から、親父に断っておかなければならないことだけ相談があるのですから、復権と言い難いかもしれませんね。
今朝、妻が仕事の出がけに「今晩、長男が帰ってくるかなあ？」と言っていたのですが、午後になって電話がかかってきました。
「今晩帰ってくるそうだから、追加の買い物に行ってきてくれない。酢牡蛎を食べさせたいから、生食用２袋ね」、それはもう嬉しそうな声でした。
母親と息子達との関係には、これからどんなに努力しても近づけそうにもありませんが、息子達が必要だと思った時に頼りになる親父、頑固だけれども親父の言うことを聞こう、と言われたら十分でしょうか。