延び延びにしてきた定年旅行がようやく２週間後に迫ってきましたので、夫婦そろって大手旅行代理店に出かけて、現地事情をヒアリングしてきました。
何せ、行き先がアルゼンチンで、ブエノスアイレスやブラジルとの国境にあるイグアスの滝は真夏であり、氷河を見に行くパタゴニア地方は南米大陸の最南端で、南極が間近なこの地は夏でも冬装備が必要だと聞いているからです。
事前に確認事項を一覧化していましたので、海外旅行担当の課長さんと向かい合わせるなり、早速、質問の連続です。特に、服装やホテルのアメニティが心配な妻は質問メモを片手に、「イグアスの滝では雨合羽が必要なんでしょうか？」「氷河観光船では冬のコートを着る必要がありますか？」「こんな辺境の地のホテルでもドライヤーは付いているのでしょうか？」
まあまあ女性ならではの気づきと心配ですが、ベテランの女性課長さんは一言質問するごとに答えて、分からないことは本社の担当者に確認してくれます。旅行会社の窓口担当者は大変だなあと思いつつ、１時間余りかけて、２人の心配事を全て聞き終わりました。
「パタゴニア旅行に行きます」とお話ししますと、多くの方から「そんな厳しいところによく奥さんがついてきてくれますね」と言われるのですが、既に旅行してきた息子達から聞かされたこともあり、妻が行きたいと言っているのですから、この旅行は成功です。
久しぶりの海外旅行ですので、準備を始めますと期待半分・心配半分でしたが、明日からは一気に期待が膨らんで準備に拍車がかかりそうです。