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個人コーチの楽しみ
This is my site Written by iwasaki on 2010/02/07 – 06:56

個人コーチングやEラーニングに加えて、少し長めの研修を行う際には、出来るだけ受講生と1対1で向かい合う個人コーチを行うようにしてきています。
4日間の東京出張中に活動報告や相談のメールが溜まってしまいましたので、昨日はまとめてお答えしました。
Eラーニングで人事管理の基礎を学んでいるクライアント達からは週1回のレポートが届いています。人材教育に近い仕事をしていても企業の人事管理の経験が全くない彼らも、毎週毎週、メールした基本の考え方や企業の実態などの説明資料を読み、関連知識を収集してレポートをまとめてきますと、回を重ねるごとに人事社員らしくなってきます。
長期研修を行っている受講生たちからは読書感想文や自己改革プランが続々届きます。日頃は本を読みっぱなしだった彼らも感想文の書き方を指導されますと、冊数を増すごとに「読みたければ読め」というような文字の羅列型から、読み手が読みやすいように、ポイントを整理し、小見出しをつけ、箇条書きの見事な感想文が届き始めました。
自己開発プランになると、毎回の点のアドバイスが、個々人の課題認識と育成の方向性からずれていないかどうか、これまでの指導内容とやりとりも併せて読みこみました。
「少しずつ人事の仕事が分かってきたような気がします」「自分の立ち位置はよく理解できましたが、目指すべき目標の高さはもう少し考えてみます」等など、時々の感想の中に、クライアント自身が自分の成長を確実に実感していることが伝わってきます。
人材育成に携わる者の楽しみは、やはり個人コーチに尽きますね。毎朝、届いたメールに相手の顔を思い浮かべながらお答えできる幸せ、「コーチ、メンター、カウンセラー」をごちゃまぜにした喜びです。

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