営業以外の仕事をしてきた者には「お客様の要望に沿ったよい仕事をし終えたらそれで完了」との思いがありますが、請求書をお出しして代金を回収してこそ仕事の終わりであることは言うまでもありません。
還暦起業して、最も苦手と言いますか、ついつい忘れがちになるのが請求書を作成する仕事です。１月２月の仕事予定をすべて終えましたので、それぞれの依頼先に請求書を作成してお送りしました。
依頼先と仕事内容・請求額を請求書としてまとめていきますと、それぞれの依頼者やクライアント・受講生の顔が浮かんできます。ご要望どおりの仕事ができたかどうか、クライアントや受講生は満足されたかどうか、ねらいどおりに成長されたかどうか、この請求額は適当だろうかと、反省しきりになります。
起業時に掲げた行動指針の第１番目に「常にお客様の期待以上の品質に仕上げてお届けします」と明言して、期待の倍以上、できれば３倍の仕事をしようと思ってきていることは間違いありませんが、仕事が重なってきますと、ついつい「１００％をクリアーしたらそれで満足」との甘さが出てきている自分があります。
請求書作成は単なる請求実務ではなくて、株式会社岩崎人事コンサルティングの起業の思い・企業理念に沿った仕事をしているのかどうかの自己点検作業でもあります。