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ずぶ濡れのイグアスの滝観光
This is my site Written by iwasaki on 2010/02/24 – 06:17

首都ブエノスアイレスから飛行機で2時間、ブラジルとの国境にある世界三大瀑布のひとつ=イグアスの滝は、水量で世界一のナイアガラ、落差で世界一のビクトリアとともに、滝の数で世界一のスケールを誇っています。
イグアスとは先住民の言葉で大きな水を意味するそうですが、亜熱帯ジャングルの中に広がる大小300もの滝の広がりは、正しく巨大な水の群れです。
トロッコ列車でジャングルの中を進み、川の上にかけられた歩道橋を1キロ余り歩くと、アルゼンチン側にあるイグアス最大の滝=悪魔ののどぶえに着きます。雨合羽をかぶっていても水煙でずぶ濡れになりながら、落ちていく水の帯と地響きに、しばし我を忘れて立ち尽くしました。
次は反対側から滝を見晴らそうと国境を越えてブラジル側に入りました。先ほどの滝の展望地の真向かいにある大きなレストランでしばしのランチを楽しんだ後は、今度は遊歩道を歩きながら、視界いっぱいに広がる滝また滝を眺めて、最後は滝つぼのすぐ近くまで降りられるロケーションはナイアガラにない迫力がありました。
締めくくりに、30人乗りの座席付モーターボートで滝つぼに突っ込むというアドベンチャーにも挑戦しました。雨合羽をきっちり着込みライフジャケットをつけて座席に着いたら、不安と期待の顔が並びます。全速で滝つぼ近くまで行って、最後は繰り返し繰り返し滝の中に船ごと突っ込んでいきます。物凄い水圧と水しぶきにスペイン語や英語が飛び交い、思わず「レッツゴー!」と叫んでいました。
ナイアガラの「霧の乙女号」とは違ったずぶ濡れの観光を終えて、再びアルゼンチン側のホテルに向かいました。水量のナイアガラ、スケールのイグアス、どちらもいいですね。ホテルの果物の美味しさもひとしおでした。

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