テレビや雑誌などで、時々、「うん、そのとおりだよな」という記事や内容に出会うことがありますが、先日の新聞に「受講の高３、志望校不合格なら、翌年度の受講料タダ」と言う記事が目に入ってきました。
大手予備校が「現役合格保証コース」を受講した生徒で、テストの結果や生徒と保護者、予備校の担当者の３者面談に基づいて決めた志望校に合格できなかったり、結果に満足できなかったりした場合に、翌年度の浪人生向け講座の年間受講料を全額免除するというものです。
もちろん、授業の出席割合や指定の模擬試験を受けるなどの条件はありますが、正しく「成果をコミットする教育」が現れたのです。教育ビジネス業界では初めての試みです。
企業内教育で投資対効果を追求する必要性を感じ、教育評価のツール開発に研究会まで作った筆者としては「我が意を得たり」という思いで、早速、この記事を切り抜きました。
教育では受講者がいかに頑張るかがポイントになりますので、教える側が成果をコミットするのはなかなか難しいのですが、還暦起業する時に、人生第二部の夢実現活動として「成果をコミットすること」を旗印に掲げてきて２年間、コミットのしかたとその達成度合いを再確認してみようと思っています。