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ジャーナリストの本分
This is my site Written by iwasaki on 2010/04/25 – 07:19

溜まった新聞をまとめて読んでいましたら、心に響く1文に出会いました。朝日新聞の夕刊の1面に「素粒子」という小さなコラム欄があるのをご存知でしょうか。
そこに「多くの人が必要と考えていても、地元には大きな迷惑や被害をもたらす施設があります。あなたならどれを選びますか」と前置きして、①今の場所か、その近くに置き続けて、我慢を続けてもらう。②むりやり、他の地域に移す。③自分の住む地で引き受ける。④みんなが嫌なら撤去を求め、結果を国民全員で引き受ける。」と選択肢を並べて、最後に、「誰にとっても他人事ではないはずなのに・・・。胸に手を当てて考えてみる普天間移設問題」と結ばれています。
北朝鮮や中国と隣接する日本が自国の軍隊を待たずに安全を確保できるのか、アメリカの軍事力を代替に使うのか、を正面から論議することなく、米軍基地問題を移設先の検討レベルで捉えて、右往左往する前政権・現政権の非力さをあげつらう新聞やテレビなどに、それでもジャーナリズムかと思っていました。
素粒子の筆者は、ジャーナリストの本分からこのコラムを書かれたと思います。4つの選択肢、悩みながら考えています。

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