ゴールデンウィーク中に帰ってきていた息子から担当している仕事内容を聞いてみました。
プロジェクトマネージャーの資格取得の本を読んでいた彼が、「僕の仕事はプロジェクトマネージャーだけど、今、一番人気がない職種なんだよ。プロジェクト全体の責任を取らなければならないからね。自分の担当分だけ責任を取る仕事につきたがるんだ」
管理職よりも専門職志向が広がってきているのは知っていましたが、グローバルＩＴ企業では花型の仕事がプロマネと思っていましたので、これは意外でした。
「責任者クラスでも責任を取らない人、責任逃れをする人がたくさんいるんだよ」、これが若手社員達の不満の原因らしい。
「そんな中でどうしてプロマネで頑張っているんだ？」と質問したら、「お客さんから指名がきて、お客さんが喜ぶ笑顔が好きなんだ。喧嘩をする時でも会社のためではなく、お客さんのためなんだ」
責任を取りたくない人が増えている中で、進んで責任を取るポストに就いていく若者たちがいる。その中に息子も入っていることを誇りに思いました。