富士山登山が担当リーダーの骨折で中止になってしまいましたので、出発予定日だった３連休の中日に同行予定者に来月の南アルプス登山が中止になった１名を加えて、近郊の山に出かけてきました。
梅雨明け２日目の朝は快晴・カンカン照りで、日焼け止めクリームをベタベタ塗りまくって歩き始めましたら、すぐに流れる汗です。しかし思いのほか木陰もあってサウナ風呂状態にはならずに、快調に歩が進みます。
途中で、「本来なら今頃に京都発の新幹線に乗る頃だなあ」「こんないい天気だからなお悔やまれるなあ」と富士山登山中止の残念さが吹きだしてきます。ついには、骨折マンに電話をして、最後の反省会の席に呼ぼうとなって、自宅に電話をしてみますと「主人は何とかいう温泉で皆さんと昼食をすると出かけました」との奥さんの返事です。
骨折はしていても、山歩きをしたいとのウズウズ感は変わらないようです。
途中の交野山の山頂から、開通した第２京阪道や、はるかに京都・大阪を見晴らし、次は国見山から天王山を見渡し、後は流れる汗も何のその、目的地のスパ温泉までまっしぐらです。
温泉で汗を流しレストランに入ると、くだんの骨折マンがビールのあてをすでに準備して待っていてくれました。
右腕にギブス、左手中指に添え木の、転倒から治療までの顛末を聞いて、後は中止した富士山や南アルプスに思いを馳せ、昼間からビールや焼酎をグイ飲みして、男の井戸端会議の一日が賑やかに過ぎて行きました。