近くにある治水公園では毎年８月の最終土日に夏祭りが行われ、子供たちにとっても最後の夏休み行事として大ぜいの見物客で賑わってきている。
この土日に開催されたが、記録的な猛暑続きで雰囲気が相当違っている。例年では昼間は暑くても夕方からは涼風が吹いて秋の到来を感じさせるが、今年は昼間の暑さそのままに夕方になっても３０度を超える暑さだ。
並んだ屋台には親子連れが集まっているが、歩くのはゆっくり。呼び声も今一つ元気がない。盆踊りに参加する女性たちは浴衣姿の裾を何度も持ち上げて風を入れても暑そうだ。
それ以上に大変なのが運営スタッフだ。車や自転車の誘導役、警備担当の地域自治会の役員の皆さん方は大きなペットボトル持参で持ち場についているが、疲れて座り込んでいる姿も見える。
いつものウォーキングコースなので１周して帰り道で、横断歩道で誘導している中年男性に「お疲れ様です。大変でしょう」と声をかけた。返ってきたのが「今年は相当身体にこたえます」
祭り終了後、ごみの片付けや整理に夜遅くまで、また翌朝にも汗を流されるだろうスタッフの皆さんのご苦労もまた例年以上だろう。そんな汗まみれのご努力に支えられて、今年も我が市の夏祭りが終わりました。